よく中学生に「先生、この問題の答え漢字で書かなあかん?」と
聞かれます。「学校では漢字でなくても大丈夫やねん。」とも。
常識的に考えて難しすぎる漢字、たとえば脊髄とか爬虫類とかは
良いにしても、漢字で書けるものは漢字で書くのが当たり前だと
思うのですが?私は中学の時、テストで答えの漢字が思い出せない
時は、ひらがなで分かっていても絶対に書かないと決めていました。
なぜなら何のための勉強か分からないからです。テストのために
勉強してるなんて小さな考えは大嫌いでした。点数だって皆が隠して
も、私は結果が良かろうが悪かろうが絶対に隠しませんでした。
とうとう先生まで私のテストの結果だけ毎回大声で発表してくれる
ようになる始末でした。
今の中学生は皆なにか閉塞感のある生活の中で、「他人はどうであれ
自分はこうだ」という考えが少ないような気がします。
あの長嶋茂雄選手はあまりの強打者で、相手投手に敬遠をよくされて
いましたが、ある日、おそらく野球を楽しむという本質から外れたその
行為に腹が立ったのでしょう。バッターボックスにバットを持たずに
入ったのです。それでも相手投手は敬遠をし、フォアボールになった
というから驚きです。何よりもこの抗議は、観客を楽しませるという長嶋
選手のプロ根性が強烈に現れた男らしいすばらしい伝説です。
皆さんも、何のために勉強しているのか、少しは大人になるまでに自分
なりの答えや考えを格好悪くても正々堂々「あがいて」「もがいて」見つけ
て頂きたい。それって格好良いと思いますよ。
子供は子供のプロになって欲しいですね。